子どもが失敗しないように、大人がなんでも手伝ったり指示したりする。過保護。
本当に危ないことや悪いことでは無いかぎり、できるだけ遠くから見守って、子どもに失敗をする機会を与えてあげたい。
性格によると思うけれど、これがなかなか難しい。意識しないとつい過保護になってしまいがち。
思うに、ここ20~30年ほど、裕福になった日本では、過保護ゆえに、子どもから失敗する機会を奪ってしまったから弱い人が多くなってしまったように思う。
「失敗しなすぎ」なのだと思う。
失敗したことがない(失敗できなかった)子どもたちが、大人になってはじめて失敗を経験したら、失敗したあとにどのように乗り越えて行けば良いか解らない。
経験が無いのだから当たり前のこと。そしてすぐに諦めてしまう。
もっと失敗させよう。口出ししない、世話を焼きすぎない、本当に危険で無ければ放っておけば良い。
親として、子どもが心が弱く成長していかないように、子どもが失敗する機会を奪わないで育てていきたい。