最近問題の多い学校給食、ちょうど試食会があったので行ってきた。
この日の献立。子どもたちと同じメニューです。
- 揚げパン(きなこ・ココア)
- 牛乳
- ポークビーンズ
- 海藻サラダ
全部で650Kcalぐらい。結構カロリーあるんですね。子どもたちは成長する時期だからこれぐらいは食べないとですかね。
味は大変美味しいのです。これで1食244円です。この244円は食材費のみです。
その他の人件費等々は市で負担しているそうで、実際には800円近くするのではないでしょうか。
お米は県内産を週3.5回、めんは月1~3回。県内産小麦粉をつかったうどんなど。
パンは県産小麦粉50%使用と、出来るかぎり県内産の食材を使うようにしているようです。
衛生管理は徹底している印象でした。
- 食材を何度も洗う。
- ドライシステム
- 適切な温度管理
昔のイメージだと床に水をまいて、しっかり掃除するのが綺麗に思えるのですが、
それが雑菌繁殖のもとだそうで、いまはドライシステムということで床には水を撒いていないそうです。
食材は何度も洗っていて、調理時に適切な熱を加えて、でも熱を加えたままだとそれもよくないので、適切な温度に冷やすのだそうです。
さらに、食材の通り道まで注意しているそうで感心しました。
野菜や肉などが調理施設のなかで、同時に同じ場所を通らないようにしているのだそうです。
味よりも安全安心
最後に、「本当はもちろん味を第一に考えられたら良いけれど、第一なのは安全安心であること、その次に味です」と保護者からすると本当に心強いお言葉をいただきましたよ。
良かった、さいたま市民で。
なお、この学校では毎日、学校のウェブサイトで給食の画像をアップしてくれています。嬉しい一手間をありがとうございます。