復興庁「共創力で進む東北プロジェクト」でのイベント「FW:東北Weekly」として、釜石・東北の「おもてなし」とインバウンドについて考えるアイデアソンがYahoo! LODGEで開催されました。
ラグビーワールドカップ2019の2試合が開催される岩手県釜石市、私自身も岩手県釜石市とラグビーには幼少の頃より関わりが強いということもあり参加させていただきました。
「共創力で進む東北プロジェクト」と「FW:東北Weekly」について
※「共創力で進む東北プロジェクト」について
復興庁では、今年度「共創イベントを通じた情報発信ソリューション構築事業」として、東北から10件の地域課題のニーズを募り、それぞれに対し、アイデアソン・ハッカソンなどの共創イベントを全国で展開し、多様な地域・分野の人々との共創による課題解決のモデルづくりを進めます。「共創力で進む東北プロジェクト」は、それらの活動の通称となります。※「FW:東北Weekly」について
「共創力で進む東北プロジェクト」では、東北で様々なテーマを掲げて行われている活動や、それらに取り組む人々にフォーカスを当て、認知向上や共創の輪を広げる活動として、「FW:東北Weekly」と称した各種イベントを、東京で多数展開(年間30本程度を予定)します。
今回の「FW:東北Weekly」は「週次の交流の場」ということで開催されているそうです。
ラグビーワールドカップ2019の試合観戦で岩手県釜石市に訪れるラグビーファンに喜んでもらえる「釜石おもてなし作戦会議」が本日のテーマ。
定員は40名、5~6名のテーブル席でグループを作ってのアイデアソンでした。
嬉しいことに岩手県釜石市の試食試飲も!
試食試飲のメニューは、釜石の海の幸炊き込みごはん、釜石のシードル、釜石ラグビーパイ、甲子柿の4種。
他にもお酒を飲めない方向けにジュースもありました。
釜石の海の幸炊き込みごはんです。
たっぷりの三陸産うにとわかめや貝が入った海の幸いっぱいの炊き込みご飯。臭みもなく、かなり旨い。
こちらはシードル。鵜住居の農家さんが育たてリンゴを100%使用しているそうです。
シードルの奥にいらっしゃるおふたりは、ライターの大友さんと平野さん。
偶然にも2017年9月の熊谷おもてなしシートがご一緒だった大友さん。
当日現地では気が付かずご挨拶も出来なかったのですが、ここで偶然、そして同じテーブルにつかせていただき、勝手にご縁を感じてご挨拶させていただきました。
大友さんのおもてなしシートについて書かれている記事 http://otomo-rug.jugem.jp/?eid=2336
私の記事 https://murakami.blog/2017/09/26/rugby-topleague-kumagaya-omotenashi/
「甲子柿」は釜石市甲子の名産品なのだそうです。
燻して渋みを抜いていて甘くてトロトロ…冷やされた甲子柿は驚きの美味しさでした。
当日発売開始された「釜石ラグビーパイ」
釜石の老舗和菓子屋さんがラグビーワールドカップ2019に向けて開発したラグビーボール型のお菓子です。
2017年11月11日(土)まで上野駅中央改札外で開催されている「三陸産直市」で、こちらの「釜石ラグビーパイ」と「甲子柿」が販売されているそうです。
「三陸産直市」の詳しい内容は以下のPDFからどうぞ
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20171104.pdf
釜石の味を楽しみながら、インプットトークプレゼンターの「NPO法人かまいしリンク代表/ラグビーカフェ釜石
遠藤さんは最近STREET RUGBYを始められたそう!素晴らしい!
エミリーさんはめちゃくちゃ日本語がお上手!釜石のためにありがとう!
Airbnbと連携していた…知りませんでした…。知っているようで知らない、その情報に辿りつくことが難しい。だから伝えたい。
「Explore Kamaishi」
インバウンド向けの英語によるガイドブックです。
「Meetup Kamaishi」こちらも詳しく知りませんでした。
オープンシティ釜石のFacebookページを見ると詳しく解りそうです。
https://www.facebook.com/kamaishi.opencity/
復興に向けて、ラグビーワールドカップ2019の成功に向けて、地域課題の解決に向けて、多くの個人や企業、団体が「何か」をしているのですよね。
その活動を多くの人に伝えられるようなお手伝いをしたい…。
各テーブルでチームを組んでアイデアソン!
・釜石、東北らしい「おもてなし」って
・新しい観光コンテツ
・釜石ツアー造成
この課題について豊富なアイデアが出されました!
どのチームも楽しそう。嬉しい光景でした。
最後はそれぞれのチームが1分プレゼンで発表となりましたが、どのチームも1分でプレゼンが終わらずスタッフの皆さん嬉しい冷や汗…(笑)
それだけ参加されたみなさんが言いたいこと、考えていることがあるってことですよね。
今回、Fw:東北Weekly 釜石・東北の「おもてなし」とインバウンドについて考えようアイデアソンに参加してみて、改めて「ラグビーワールドカップ2019が本当に釜石で開催されるんだな…」と再認識させていただき、私も釜石市内にある父の実家であり祖母の家を何か有効活用できないか、あと2年のうちにしっかり考えてみようと強く思いました。
興味深かった話をひとつ。
ラグビーカフェ釜石の遠藤さんも仰っていたのですが、釜石市は「陸の孤島」なんですよね。
昔は仙人峠を超えるのも一苦労…釜石道が伸びてきて随分良くなりました。
釜石に人を呼び込むにはもっと行きやすくなって欲しいと常に思っていたのですが、テーブルで同席させていただいた芦田さんが「交通が良くなると、釜石市の夜に良いコンテンツが無いと、近隣の都市に戻りやすいから戻ってしまうかも」というお話をされていて、なるほど確かに…。
交通だけが良くなってもダメなんですね…。
スタッフの皆さま、テーブルで同席いただいたチームの皆さま、ご参加の皆さま、ありがとうございました!
共創力で進む東北プロジェクト
https://www.facebook.com/fwtohoku/