神奈川県横須賀市追浜にある日産のテストコース「グランドライブ」で、「日産車イッキ乗り #日産ブロガー試乗会」というイベントが開催されることになり、体験試乗会に参加させていただきました。
ニッサン インテリジェント モビリティ
広報部の方よりご挨拶をいただいた後、パワートレイン・EV技術開発本部の方から「ニッサン インテリジェント モビリティ」について説明をいただきました。
・インテリジェントドライビング→もっと自信を持てるドライビングを
・インテリジェントパワー→もっと爽快な走りを
・インテリジェントインテグレーション→もっとつながる便利さを
自動運転技術は2016年に高速道路単一車線。
そして2018年、高速道路複数車線。
2020年には一般道の交差点、その先には一般道完全自動運転と実用化に向けて進んでいるそうです。
90%以上の交通事故はドライバーによるものなのだそうです。これを自動車運転の安全性を向上していくことによって減らしていくと。
開発中の自動運転車の画像を見せていただきましたが、レーダーやカメラなど車体の到るところに取り付けられていました。その数なんと20個前後も。
環境性能と走る楽しさを両立
環境性能だけに特化しすぎて、車本来の「走る楽しさ」が無くなってしまうのは面白くありませんよね。環境性能と走る楽しさを両立し、エネルギーの多様性にも対応されているそうです。
日産リーフで「e-Pedal」と「プロパイロット パーキング」を体験試乗
今回、日産担当者さんから試乗で体験してもらいたい3つポイントを案内していただきました。この写真に写っている方はツナギですが整備士の方ではありません。
ポイントは以下の通りです。
・「力強く滑らかな加速フィーリング」
・「アクセルペダルで運転できる快適さと安心感」
・「指一本で駐車できる便利さ・快適さ」
テストコース「グランドライブ」で結構キツめなスラロームが作られていて、ここで通常のアクセル・ブレーキを使った運転と、「e-Pedal」による運転を試乗させてもらったのですが、「e-Pedal」の場合、ブレーキペダルを踏んだ回数はなんとゼロでした。
アクセルペダルを踏み込むか緩めるかだけでスラロームをスムーズに走行できました。
日常のおおよそ9割の原則をアクセルペダルの操作だけで運転できるそうです。減速度はエンブレの4倍近く。
ちょうど最近のことですが、一般的な自動車で山道峠道を運転していたことがあったのですね。
その時の運転を思い出してみると、この「e-Pedal」があったら運転による疲れもかなり軽減されそうな機能だなと感じました。
そしてもう一つ、「指一本で駐車できる便利さ・快適さ」というのが「「プロパイロット パーキング」という、テレビCMなどで見かけた方も多いかもしれない、ハンドルが勝手に動いて駐車スペースに良い感じに自動で駐車してくれる機能なのですが、初めて体験しまして、これは本当に凄いです。
縦列駐車だって、前向き後ろ向きだって、3ステップの操作で自動で駐車してくれます。運転や駐車が不得意なドライバーにはもちろん、運転や駐車が得意なドライバーでも、その正確性に驚くと思います。
リーフは一泊二日モニター試乗という体験試乗ができます。
以下のURLからモニター試乗キャンペーンに申し込んでみましょう。
https://ev2.nissan.co.jp/LEAFMONITOR/
さて、技術の日産とニッサン インテリジェント モビリティ、今回特に体験してもらいたいというポイントを押さえたところで、やっぱり気になる普段はなかなか乗ることの出来ないスポーツタイプの車や高級セダン…この機会に体験試乗させていただきましょう。
日産GT-R(NISSAN GT-R)
美しい。震えがくるデザイン…。ちょうどR32 GT-Rの世代ということもあってGT-Rには思い入れが大変強いわけです。
GT-Rのエンジンとトランスミッションは、F1と同じように、塵や埃のない専用のクリーンルームで、一人の匠によって一基一基組み立てられる。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r/eco.html#takumi
オフィシャルサイトから引用致しましたが、そうなんです。一人の匠によって組み立てられているのです。運転してみるとそれを感じることができます。世界に誇れる凄まじい車です。忘れていた車を運転する楽しさ、ワクワク感、カッコ良さを思い出させてくれました。
子供連れファミリーに合う車も体験試乗(エルグランド・セレナ)
子どもたちが大きくなってきて、スポーツ時に移動などを考えるとミニバンやワゴンを検討したい…。
ということで、この機会にエルグランドとセレナe-POWERも体験試乗させていただきました。
エルグランドは高級感がありますね。シートも家にあるどの椅子よりも心地よいのではないでしょうか。オットマンもついていたりで高級ソファのようです。乗っている人は極楽でしょう。運転手も長距離運転など疲れなく運転できそうです。どっしりとすごく安定している感じです。
セレナe-POWERはエルグランドよりもコンパクトで低燃費ということもあり、ファミリー向けにはピッタリなミニバンですね。「e-Pedal」に似た「e-POWER Drive」という機能も運転が楽になることでしょう。こちらも体験試乗中、ブレーキペダルは最後の停止時以外踏むことはありませんでした。実に面白いです。
日産ニューモビリティコンセプト
日産ニューモビリティコンセプトという珍しい二人乗りの電気自動車にも体験試乗させていただきました。
こちらは現状では日本の公道では走ることができないようですが、横浜市内で「チョイモビ」というサービスで検証を行っていて、以下のURLから登録ができるようです。
https://nissan-rentacar.com/choimobi-yokohama/
4時間の充電で約100Kmほど走ることができ、最高時速は約80Kmも出るそうです。
100%電気で環境にも良く、小回りが効いて動きも機敏。早く日本国内でも普通に利用できるようになれば良いですね。
豊富なカラーバリエーション
午前午後と体験試乗を終えたあとに、グローバルデザインセンターの方からデザインのお話を伺いしました。
・男は青、女は赤。という意識は日本独自
マジっすか!確かに良く良く考えてみるとそうですよね。男女でそれに見合う色なんて、誰にも決めることはできないですよね。
・車を購入するときに重視する項目はボディカラー
日本では車を購入するときに重視する項目として、1位がボディカラーなのだそう。他の地域では各項目の中位ぐらいだということで、日本のその高さが解ります。
体験試乗会で振る舞われた軽食も日産車カラーバリエーションのように豪華。それぞれ日産車のカラーがモチーフになったメニューになっていてとても凝っていました。
猛暑による熱中症に備えて、塩タブレットやヒヤロンなども。
大変心の込もったおもてなし。それは自社製品を愛しているからこそ、しっかりと十分にお客様へ自社製品の素晴らしさを伝えたいという気持ちがあるからこそ出来るのですよね。1日長丁場の体験試乗会イベントを通じてそれを感じました。
事前に配布された試乗車のご案内資料があるのですが、掲載されている写真とかメッチャ最高なんですよ。愛だなぁ。公開していただきたいぐらい!
貴重な機会をありがとうございました!
大変勉強になりました!
グランドライブでの体験試乗会など、各種イベントの詳細や開催予定など以下のURLから確認できるようです。要チェックです。
http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/INFORMATION/
最後に動画です
日産車イッキ乗り体験、日産ブロガー試乗会で試乗させていただいたフェアレディZ(助手席)と、日産GT-R(後部座席)からの動画をどうぞ。
フェアレディZはおそらくプロであろうスタッフの方、GT-Rはご一緒いただいた田中さんの運転です。