Adobeによるクリエイターの祭典 Adobe MAX Japan
今年は東京ビッグサイトでビッグに開催されました。
11:30~12:30のKEYNOTEは会議棟7F 国際会議場で開催。
COSMIC LABのOPENING ACTを見て、なんだか久しぶりに趣味として音楽や映像をPCで作りたくなりました。
もう何年もPCは仕事として一日のほぼ大半の時間を向き合っていて、趣味としてPCを活用することは無くなってしまった。
体のことを考えてのことでもあるけれど、PCを使ってクリエィティブな表現をするってやっぱり良いなぁ…。
Adobeは本気でクリエイターのことを考えていると思う。
KEYNOTEでは、実際にAdobe製品を使って紙やウェブを作っているシミューレーションが行われました。
Adobe compCCから、Adobe Stockなどを使いつつ、クライアントとの打ち合わせの場で簡単にレベルの高いカンプを作って、Adobe XDでワイヤー作って、イラレやフォトショにシームレスでデータを作り上げていく。Adobe的にはとにかく手戻りを減らしてあげたいという心持ちが感じられました。前回のAdobeMAXでもそうでしたが、この一連の流れをAdobeは強く押しています。
クリエィティブすぎてお腹いっぱいのSNEAK PREVIEW
SNEAK PREVIEW(SNEAK PEEKS)は現在開発中で、商品として登場するかどうかも解らないぐらいの技術を公開してくれるもので、今回は2~3凄いものを紹介されていました。サクッと3Dが作れてしまったり、2Dをまるで3Dのようにしてしまったり…。
シン・ゴジラのやばいのが見られた
ゲストスピーカーに『シン・ゴジラ』の編集・VFXスーパーバイザーを担当した株式会社TMA1の佐藤敦紀さん。
もうとにかく、シン・ゴジラ制作にあたっての課題として監督が庵野秀明であることが一番の課題だったようです。
フレキシブルで安定していて複数のメンバーで庵野監督の拘りにすぐに対応するために、Premiere Proを採用したそうです。
Premiere Proで実際に編集されている画面や、シーン名と声だけ、絵コンテと声だけの映像なども公開されました。
この時間は撮影禁止だったのですが、そりゃそうだ。と思いました。
この記事「「シン・ゴジラ」最大の課題は、総監督「庵野秀明」のこだわり–制作裏話を聞いた」の内容を生で聞くことが出来た感じです。
その後、MORISAWAの社長がビデオメッセージで登場して、MORISAWA PASSPORTをKEYNOTE会場にいる人全員にプレゼントという太っ腹な宣言。会場拍手。年間5万円ぐらいの商品なのですが、一度使うと結構な確率で更新されるような気もするので、最初のユーザー獲得としては良い判断ですよね。普通のところで初年度無料でバラ撒くわけにもいきませんし。
KEYNOTEは10分程推して、午後からは 西展示棟 西1ホールで各セッションが行われました。
こちらはランチセッションのランチ。美味しかったです。
午後のセッションでいろいろ確認したいことがあったのですが、都合で午後すぐに出なくてはならず、それだけで遠い会場まで行くのも厳しいな…不参加にしようかなと悩んだのですが、結果的にKEYNOTEだけでも聞くことができてとても良かったです。MORISAWA PASSPORT抜きにしても。
ウェブデザイン界隈は技術の進歩が速すぎて大変だけどオモシロイですね。新しい技術を覚えながらの毎日は刺激があって良いです。
AdobeはBehanceも推してました。僕もやろうかな。