みんな笑顔のたんぼラグビー!たんぼラグビーはみんながラグビーを好きになる!【第2回たんぼラグビーin富士見・南畑】

2019年6月9日(日)、埼玉県富士見市南畑地区で土に親しみ自然の恵みに感謝し、地域交流とラグビーの普及を目的として「第2回たんぼラグビーin富士見・南畑」が開催されました!

 

指定された南畑幼稚園の駐車場から徒歩数分の会場を目指します。

 

埼玉県富士見市は埼玉県南東部に位置し、東武東上線みずほ台駅や鶴瀬駅、ふじみ野駅が最寄り駅で、池袋まで30分の場所にあります。人口は約11万人。

「第2回たんぼラグビーin富士見・南畑」は、富士見市の田園地帯南畑地区での開催となりました。

一面のたんぼ、天気が良ければ遠くには富士山が見えるのでしょうか…当日は梅雨寒で雲の多い天気となりましたが、続々と参加者が集まります。

 

 

大会は主催運営するのは東入間地区で活動する東入間ラグビーフットボールクラブさん。大人も子どもも一緒になってラグビーを楽しめるイベントを企画されているそうです。

そのほか、主催として、たんぼラグビー発祥の京都福知山たんぼラグビー実行委員会、

特別協賛 株式会社アクティブサービス

協賛 株式会社ジェイコム埼玉・東日本 東上局、一般財団法人 野中東晧会 静風荘病院、株式会社 ユニ・オートメーション

協力 (有)緑清園

講演 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会、富士見市、富士見市教育委員会、富士見市PTA連合会

そして、地域住民の皆様。

地域一体となって「第2回たんぼラグビーin富士見・南畑」を運営されているのが参加者側にもビシビシ伝わってきまして、ラガーマンとして大変感動致しました…!

第2回たんぼラグビーin富士見・南畑、全23チーム、総勢150名以上での大会となったようです。

 

たんぼの水の深さは…?

 

 

こちらがたんぼラグビーのグラウンドになります!

初参加の面々、「どのくらい浸かるんだろう?」と不安がいっぱい。

「結構広いね…」

「深くない?」

 

 

恐る恐る入ってみると、膝下ぐらい、水はそこまで冷たくなく、底は凸凹がありますが柔らかく、でも埋まってしまうほどではない。というグラウンドでした。

 

 

司会は隣のたんぼの方…?ということでしたが、司会慣れされている方の司会進行で開会式が始まりました。とってもキュートな司会者さんでした。

そして富士見市の星野光弘市長のご挨拶。

なんと、ラグビーワールドカップ2015日本対南アフリカ「ブライトンの奇跡」を生で観戦していたとのこと!

ラグビーに明るい市長、最高です。

始球式のキックも五郎丸ポーズで素晴らしいキックを披露されていました。

 

 

白熱の試合!

 

 

初戦は朝霞高校ラグビー部OBチームと和光国際ラグビー部OBチームの熱戦です。

なんと朝霞高校ラグビー部OBチームはチーム発足後初めての対外試合とのこと!

ラグビー経験者チーム同士の試合ともあって白熱していました。

レフリーも足を取られ大変そうでした…!

東入間ラグビーフットボールクラブの方や川越ラグビースクールの方がレフリーを担当されておりました。

ホイッスルはもちろん小柴ホイッスル!

 

 

たんぼラグビーは大人も子どもも一緒になって楽しめます。

こちらはラグビーキッズがメンバーに多く入っていた「川越ラグビースクール」さん。

対戦相手は「TOKYO 朝霞 J 隊」

なんと、都内、朝霞で勤務する日本を守る皆さんで作ったチーム!

将来、桜のジャージを纏うであろうラグビーキッズと、日本を守る皆さんとの対決です!

 

場内どよめく!本物のほふく前進…!

 

見てください、この本気度を!

本物のほふく前進に会場からどよめきが…!

ラグビーの試合前、オールブラックスなどが披露するハカに近い迫力です。相手チーム、これはビビります。

しかし、これではボールが持てません!(笑)

 

 

そんな本気のTOKYO朝霞J隊チームにも負けることなく、ラグビーキッズのナイストライ!

トライするまでにチームの皆さんが立て続けにタックルにいったのですが、見事外れました!優しいタックル!場の雰囲気を解るタックル!

ナイストライのラグビーキッズにも、ナイスプレーをしたTOKYO朝霞J隊チームにも大きな拍手!

 

これが良いんです。

エンジョイを理解してくれるチームは、子どもたちや初めてラグビーをする参加者にトライを取りやすくしてくれるのです。

 

私が参加したチームの対戦相手「早稲田田んぼラヴァーズ」さんも、こちらにラグビー初参加の女の子メンバーに優しくトライを取りやすくしてくれまして、ありがとうございました(^^)!

なお「早稲田田んぼラヴァーズ」さんは、2名ほどかなりレベルの高いスクリューパスしている青年もおりましたが、早稲田大学ラグビー部とは全く関係無いそうです。

普段は稲作など農業に携わっていたり、地域活性化のためのお手伝いをしていたりする、地域と田んぼが好きな有志によって結成されたチームとのことです。初参加だったようで、また来年も一緒にプレイしたいですね!

 

ちびっこたちの遊び場も

 

小学生未満の子どもたちがたんぼで遊べるように、キッズスペースも作られていました。たんぼで泥んこになる体験、大変良い機会になったのではないでしょうか。

ジェイコムさんのゲームもあったようで、みんな楽しく遊んでいました!

 

たんぼラグビーではじめてラグビーボールに触れた方、きっとラグビーに興味を持っていただいたと思います。

富士見市立本郷中のみんなで結成されたチームもありました。高校入ったらラグビーしてみようかな?って、思ってくれたら嬉しいですねぇ…。

 

たんぼラグビーを体験してみて思ったこと

 

初体験のたんぼラグビー、参加してみて解った気づきを纏めます。

 

・痛くないラグビー、ダイビングトライする興奮を味わえる

 

たんぼラグビーは、地面は柔らかい土、そして水が張っているので、転んでも痛くありません。

通常、タッチラグビーやタグラグビーももちろん接触は無いので痛みはありませんが、転んだりすると膝を擦りむくこともあります。それはどんなスポーツも同じかもしれませんね…^^;

でも、たんぼラグビーはその痛みがありません。そしてダイビングトライも痛くないのです。

ダイビングトライ、普段通常のラグビーやっている人でもあまり出来ませんよね。最高の天然芝以外のグラウンドではなかなか痛いのです(笑)

ダイビングトライの興奮を味わえるのは、たんぼラグビーならでは!だと思いました。

 

・4対4なのでみんながボールに触れる

 

基本、4対4のゲームになるので、一人ひとりがボールに触れる時間が多いです。

ボールゲームはボールに触れるからこそ面白いので、誰でもボールに触れる時間が多いので、ゲーム終了時に満足感があるのです。

 

・実況が良かった

 

各試合、スタッフの皆様がマイクで実況していたのですが、これが面白かったです!

ゲームを盛り上げる最高の演出でしたね。プレイしているときはあまり聞こえないのですが、観戦している時はとっても面白かったですよ。

これは何かの機会で参考にさせていただきたいなぁと思いました。

 

・レフリーの幅広いジャッジが良い

 

通常のラグビーはコンタクトのあるスポーツなので、危険防止のためにしっかりとしたレフリー基準があります。

たんぼラグビーは接触がなく地面も柔らか、危険が少ないと思いますので、多少幅の広いレフリングでもOK!

初心者、未経験者と思われるプレイヤー、チームには明らかなスローフォワードを除いて、ノックオンなどもゆるく取っていたおかげで、みんなが楽しくたんぼラグビー出来ていたと思います。

レフリーの皆様は足場も悪く本当に大変だったと思います。大変お疲れ様でございました!!

 

・ゴーグルは不要だと思いました

 

泥の中に飛び込むのだからゴーグルが無いと目に泥が入ったら大変…と思っていたのですが、ゴーグルをつけていても泥が入ってきてしまったり、たんぼの中に落としてしまうこともありそうです。ゴーグルは不要だと思いました。参加者の皆さんもゴーグルは結局頭の上で、というのが多かったように思います。もちろん念の為持っていって、装着を試すのも良いと思います!

 

・耳栓は不要だと思いました

 

ゴーグルと同様の理由から、耳栓は不要だと思いました。

 

・オススメの服装

 

後々の洗濯なども考えますと、上はポリエステル素材のシャツが一番ラクそうです。

今回、綿のTシャツで参加させていただきましたが、数回ゆすぐだけでは極細の泥が取れませんでした。

下はポケットが無い短パンなどが良さそうです。

今回はポリエステル素材の短パンでしたので洗濯はラクだったのですが、ポケット付きのパンツだったので、ポケットに泥や藁らしきものが残っていました…^^;

 

・靴は田植タビが良さそう

 

一番大変だったのは靴です。

今回はウォーターシューズで参加しました。数日前にワークマンで購入したのですが、これが大変でした…。

試合中に脱げてしまって、みんなで靴を探すことに…^^;

全然見つからないんです…チームの皆さんも探していただいて…でも見つからない…これは困った…と思っていたら、他チームの方も探すのをお手伝いいただきまして発見!

放課後クラブのシャツを着ていた若い方が見事発見していただきまして、本当にありがとうございました!

というわけで、靴は田植タビ、指が分かれているものが良さそうですよ。

こんなやつです。↓

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・泥を落とすために必要なもの

 

試合終了後、簡易シャワーで泥を流します。

なかなか落ちません(笑)

使い古したカラダを洗うたわしなどがあると良さそうです。

そして古タオル。脱いだ服や靴を入れるための大きなビニール袋も複数あった方が良さそうです。

目薬と綿棒の用意もオススメです。

目に泥が入った時の目薬、耳に泥が入った時の綿棒です。

 

・爪は手入れしておく

 

通常のラグビーも同様ですが、事前に爪は短くしておきましょう。

危険防止もありますが、長いままだと爪の間に泥が入ります。

 

・たんぼ旨い

 

美味しいお米がとれる南畑地区のたんぼですので、やはりたんぼの土も旨かった…!(笑)

あまり土を味わったことが無いので合っているかわかりませんが、結構鉄分が豊富な感じがしましたねぇ…だから美味しいお米がとれるのでしょうか…?

参加されていた泥だらけの女性陣は「泥パック良いわ~」と歓喜されておりましたが、確かに肌がツルツルのような…(笑)

 

・オススメ装備

 

以上のことから、オススメの装備を纏めます。自身の次回参加時の備忘録として。

 

  • 田植えタビ
  • 目薬と綿棒
  • 古ボディタオル(たわし)
  • 古タオル3~5枚(カラダを拭く用)
  • 古バスタオル1~2枚
  • ビニール袋5~6枚(大きなもの)
  • 着替え一式
  • ゲーム用にポリエステル素材の服
  • ゲーム用にポケットの無いズボン
  • 水(一時的に顔を洗ったり、うがいをするため)

 

こんな感じでしょうか。

いや~面白かったです。たんぼラグビー。

ラグビーの楽しいところを体験できるスポーツなので、ラグビーの普及にもってこいの素晴らしいイベントだったと思います。

また参加できたら嬉しいです。

 

関係者の皆様、お誘いいただきご一緒してくださった皆様、誠にありがとうございました!

 

・たんぼラグビーの模様です

 

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